2015年10月25日日曜日

10月18日、㈱オリエントナノ主催の講演会報告

1018日、㈱オリエントナノ主催の熊森講演会に行って来ました。
オリエントナノは、熊森協会の団体会員です。
始めて伺った会場のミハタスポーツセンターは小田急小田原線の「相武台前」駅
から徒歩7分くらい。立派な建物ではないけど、何かとってもいい感じの温かいホッと
するスポーツセンターでした。またお邪魔したいです。

  私が森山会長のお話しを聞くのは2回目です。今回はお一人で2時間半お話しして
頂き(それもずっと立ちっぱなしで、腰が痛くならないのかずっと心配でした)
  熊森活動のお話しの前に、地球の誕生からのお話しがあり本当に共感しました。

  森山会長は元々は小中学校の理科の先生でしたから話に説得力がありました。
この地球の誕生がいくつかの偶然、生命が誕生するのに必要な要素が本当に偶然
(必然なのかも知れませんが)重なったものである事を丁寧に丁寧に説明されました。

  そんなとっても貴重な地球を、人間だけが自分が一番正しいと勘違いし自然や動物、
植物・・あらゆる地球の命に対して行なってきた事、そして破壊し続けた結果はど
うなのか・・。

  普段、森山会長はこんなに長くは話されないと聞き、本当に参加して良かったと思い
ました。地球の誕生から話して行かないと、人間の愚かさは伝わらないと思いました。
  森山会長の活動のきっかけになった当時の教え子さんとのやり取りや作文も森山会長が読み上げられました。
今、私たち大人が純粋な生徒さんたちの疑問にきちんと答える事が出来るでしょうか?
答えは「否」です。

  色々な事を学び考えさせられながら、私は駅までの帰路を会員のMさんとご一緒させてもらいました。車道の一本中の住宅地を歩きながら家々のお花や植物を鑑賞しながら楽しいひと時を過ごしました。青い大きな朝顔に驚いたり(ヘブン何とかというらしいです・・)鉢にサボテンがびっしり生えていてたまたまMさんが触ったら小さいのがポロリを落ちて大慌て!!私が元に戻して来ましたが、ひと時の散策とても楽しかったです。
同じ価値観の方とお話しするのは心が安らぎとても楽しいものです。

これから熊森活動何をどれだけ出来るかわかりませんが、とにかく会員を増やし海外の自然保護団体に負けないような人数にして、国や議員に物申せる団体にしたいと思いました。
森山会長や当時の生徒さんたちの思いを胸に一喜一憂せず遠い将来に思いを馳せ、日々の活動頑張って行きたいと思いました。


神奈川支部! ガンバ!! ですね。              ネコ大好きのH

2015年10月16日金曜日

くまくま園のご報告3

とても遅くなってしまったのですが
くまくま園のご報告、3つ目です。


1日目の夜は、すぐに寝ました。
(打当温、泉気持ちよかったです!)


ところでこちらは、ホテルのロビーに飾られていた
くまくま園の、コグマさんの写真です。
 
びっくりしていて、
とってもとってもかわいいですね。。。!!!(* ^ ^ *)


こちらは朝ご飯です!

食べかけの写真でごめんなさい。。
おいしかったです!(^ ^ )


それではお山へ出発です!



マタギの(ま)さんのご案内で、
森吉山ブナ帯キャンプ場へ行きます!
オレンジの帽子が目立ちます。
(猟友会の帽子だったと思います)



野性的な森です。



見えないかもしれませんが、
幹に、また、とても大きいナメクジがいました!


(ま)さんが、フキの葉をクルクルっとして、
コップに使えることを教えて下さいました。


クロモジが、またありました。



下草がすごいです。




冬は、樹氷のみえるスキー場として有名なようで、
施設のトイレのマークが面白かったです。(^ ^ )


お土産やさんのかわいすぎる手ぬぐいです!
買いました!
(仲良くしている絵柄もあったので、
おんぶだと思います)




お昼にまたたびラーメンです!
味は普通のラーメンでした。



再びバス移動中、
くまさんはリンゴが好きだと聞いて、
マタギの松橋さんが
りんご農家へ寄ってくださいました。




でも、まだ時期じゃなく、
手に入れられませんでした。( > < )


うつくしい場所でした。



その後、マタギの発祥の地、「根子(ねっこ)」という
集落へ連れて行って頂きました。
おお。。
トンネルが出来るまで、かなりの秘境だったそうです。


秘境なのと、農産物が出来にくい土地だということで、
マタギ以外で生きる術がなかったそうです。



根子番楽という踊りが有名なようでした。


能や、幸若舞よりも古いそうで、
秘境だったのが幸いして、
かなり古い踊りが保たれているのだと思います。
youtubeで見ることができます。



途中、松橋さんが、秋田のこの地方特産の干し餅を
みなさんに振る舞って下さいました。
パリパリしていて、
ほんのり甘くて、不思議な食べ物でした!



そのあと、森吉山の中でも
集落からあまり離れていない里山に連れてって頂きました。


人工林なのにとても明るいです。
かなり間伐がされていて、下草も沢山生えていました。
とても歩きずらい道だったのですが、
(間伐された杉の枝、幹がゴロゴロしていました)

マタギの(ま)さんはものすごいスピードで、
あっとゆう間に遠くに行ってしまいます。
さすがマタギです。


このとき、オレンジ色の帽子は、山で目立って
良いのだということが良くわかりました。
(山の中では、明るい服を着た方たちは、よく目立ち、
暗い服の方たちは、とても見えづらかったです。)


なんと、作りかけのクマさんの巣穴を見つけて、
見せて下さいました。

はじめて見ました!!!
わりと小さいです。

崖の途中の、川のほとりにありました。



お花もさいていました。




その後宿泊している打当温泉へもどり、

併設されているマタギ資料館で、
マタギの(ま)さんの説明を聞きながら
展示物を見ます。
(このマタギの服、すごくモダンだと思います)



これは、家の周りの雪を踏み固める用の
長靴?的なものだそうです。


これは、ワラダといって、
投げて使うもので、
飛んでいるのを猛禽類と誤解したウサギが
穴に隠れ、そこを掘ってウサギを獲ったり、
飛び出て来たところを撃ったりして使ったそうです。
そんな道具があったなんて。。


つづく